この度は、蔵直Ⓡワイン定期便にご入会、ご継続いただき誠にありがとうございます!
今年から、インフォメーションもWEB化することで、今までよりさらに詳しいストーリーをお客様にお届けできるように努めてまいりますので、一年間よろしくお願いいたします。
まずは、初めての方も多くいらっしゃると思いますので、この「地酒倶楽部 蔵コース」についてお話しさせていただきたいと思います。
※ワインの解説は本ページの中盤からになりますので、コース解説が不要な方はそちらからお読みください。
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【蔵直Ⓡワイン定期便、地酒倶楽部 蔵コースとは】
ヴィノスやまざきの原点は、静岡の酒屋であり、日本酒から始まりました。
ヴィノスやまざきの前身は、1913年に静岡で創業した山崎酒店。
先代の山崎巽は、「静岡のうまい酒を、全国の人に飲んでもらいたい」という想いから、県内の蔵元を訪れ、蔵元と二人三脚でその味を全国へ広めていきました。
現在、日本酒の取り扱いは一部の店舗に限られていますが、そんな当店の日本酒を全国の皆様に味わってほしい、と始まったのが当コース「地酒倶楽部 蔵」です。
このコースでないとご案内できない限定の日本酒もオンリストいたします!
今回もお客様にご満足いただけるであろう商品をラインナップすることができました!
ぜひ一年間、よろしくお願いいたします。
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さて、今月の「地酒倶楽部 蔵」は、若き蔵人が2人1組となり、「獺祭らしさ」を表現した「登竜門」を日本酒に合うチーズの代表格ミモレットと共にお楽しみください!
・獺祭 登竜門 純米大吟醸
・ミモレット
ストーリー
今では世界的な銘酒となった山口県の獺祭は、実はヴィノスやまざきの本店がある静岡と繋がりがありました。
まだ獺祭という名前が冠される前に、現会長の桜井氏が「ちゃんとした大吟醸を造りたい」と全国の酒造を自ら足で訪問し、その歩みの中で、今の「獺祭」が生まれるきっかけとなったのが、当店でも長年取り扱ってきた静岡の銘酒「開運」や「磯自慢」の醸造指導を行った、河村傳兵衛先生だったのです。
「獺祭」の酒造りの大きな特徴は、杜氏がいないこと。
杜氏という熟練の職人の勘に頼るのではなく、お米や発酵の状態を全てデータで管理して、理想の味わいを実現しています。
「獺祭」は、常にフレッシュなお酒を提供できるよう、少量ずつを、一年を通じて何度も仕込んでいます。
この少量の仕込みを、なんと年3000回も繰り返すことで、試行錯誤を重ね、ノウハウを蓄積し、次の酒造りに活かしていく・・・この圧倒的な試行錯誤の積み重ねこそが、「獺祭」の美味しさを支えています。
今回、春におすすめの酒として、獺祭の若き社員たちが挑戦する一本をお届けさせていただきます!
商品詳細
日本酒【獺祭 登竜門 純米大吟醸】
獺祭の入社3年から6年ぐらいの平均年齢も20代半ばの若いスタッフ達が2人1チームで1本の仕込みを最初から最後まで完結させたお酒です。
スタッフ達が獺祭の製造において1人前として認められる登龍門といえます。
与えられる課題は「普通の獺祭を造れ」です。
しかし、挑戦するスタッフは当然のように「より優れた獺祭」を目指します。麴について、仕込みについて、そのためにはどんな洗米をしたらいいのか、2人だけで話し合いながら自分たちの力で挑戦した酒です。
若き蔵人たちの技の冴えを見てください。
磨き三割九分の仕込みで醸したお酒は、繊細さの中にお米の旨味を感じる1本。
産地:山口県
蔵元:旭酒造
酒米:山田錦
精米歩合:39%
おつまみ【二世古 椛-momiji-】
今月は北海道ニセコチーズ工房を代表する、ミモレットチーズ「二世古 椛【momiji】」。
ミモレットは鮮やかなオレンジ色のチーズで、名前の由来はミモレ(半分柔らかい)から来ております。
二世古ミモレットを12ヶ月以上熟成したものが「二世古 椛【momiji】」となり、熟成からくる濃厚な味わいは「からすみ」に例えられ日本酒のおつまみとして相性抜群です。
生産者:北海道ニセコチーズ工房
産地:北海道
タイプ:セミハード
最後に、次回5月のお引き渡しは、5月15日(水)の開始を予定しております。
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!