先日、匿名ワインの最新ワインが入荷したことをお知らせさせていただきましたが(詳細はこちらから→注目の匿名ワイン、ついにお披露目です! - Vinos Yamazaki’s blog)、もう一つ重大なお知らせがございます!
ついに、あの伝説のナパワインが再入荷をいたしました!
大変お待たせし、申し訳ございませんでした!
本日はそんな商品の秘密に迫っていきたいと思います。
世界1になったナパヴァレーのワイン。人気のオーパスワンにインスパイアして誕生した、ヴィノスだけのワイン
1976年パリテイスティングで、フランスの数十万円もするボルドーの特級ワインを超えて見事世界一になったことは、カリフォルニア、ナパ・ヴァレーが世界のトップワイン産地の一つに躍り出た一つの要因となりました。
以前は多くのワイナリーが、品種名をラベルに記載するワインを造っていましたが、その後、メリタージュワイン(Merit+Heritage)という、数種類のぶどう品種をブレンドするワインが登場。
やはりメリタージュワインが人気になったきっかけは、オーパス・ワンの存在が大きかったかもしれません。
いくつかの品種をブレンドして造るメリタージュワインは、ボルドーに負けないワインとして、大人気となりました。
しかし、オーパス・ワンは現在では9万円…なかなか手に入らないこともあります。
そんなナパのメリタージュワインを、毎日飲める手頃な価格で造りたい!
そんな不可能な夢を一緒に叶えてくれたのが、長年のパートナーのワイナリーであるストーンヘッジ。
ナパの有名ワイナリーのように華やかなテイスティングルームも持たず、その分、高品質でありながら、ブランドコストをかけないコストパフォーマンスにあふれる「ストーンヘッジ メリタージュ」は、ヴィノスとストーンヘッジの歴史に残るワインとして、大ヒットさせて頂きました。
何と言ってもオーパスワンの20分の1の価格。
3500円(3万ではありません、3千台!!)でありながら、当店のブラインドテイスティング(銘柄を分からなくしてテイスティングをする目隠し試飲)では、なんと多くのお客様がオーパス・ワンより高い点数をつけたこともあるという、カリフォルニアワイン革命の一本となりました。
30周年記念の「プレミアム・メリタージュ」の秘密
実は今回は、蔵直Ⓡワイン30周年ということもあり、ワンランク上の地区のぶどうも使用。
樽熟成にも拘り、歴史残る特注ワインが誕生しました。
特別なメリタージュを造りたい、と、蔵元側と何度も話し合いを重ね、ナパの中でも、特別な地区(高級ワインに使われる地区)も使用していただきました。
たとえば、ヨントヴィル地区をはじめ、マウントヴィーダー、カーネロス、オーク・ノールなど、数万円のワインにも使用される地区の、選び抜かれたぶどうを使って頂きました。
さらに、アメリカンオークの木樽とフレンチオークの木樽を用い、12か月樽熟成(新樽率は60%という贅沢さ!)です。
甘酸っぱい果実やブラックベリー、ほんのりカカオのような深みがあり、酸も乗って、とにかく美味しい…
バランスが良くて、濃厚で、こなれたタンニンが口の中で滑らかに溶けている。
これから何年も熟成することも可能と思えるような、ポテンシャルを秘めています。
また、「2022年は歴史に残る素晴らしい年となった」、と、ワインメーカーの自信作となりました。
2度と出会えないかもしれないワイン、奇跡のプライス
ここまで素晴らしいワインをいくらで販売しようか、、1万円という案が多く、「それ以下で売っては失礼なのでは?」という意見もありましたが、私達は30年支えて下さったお客様の為に5000円という価格に決めました。
さらに、「毎日飲めるのは3000円台まで」と、プレミアムワインを3000円台で売ることをワイン人生の目標にしてきた創業者種本より、「まず、ご紹介価格で売らせてほしい。」と、社内を強行突破。
3,980円で、ぜひ、お世話になったお客様たち、ヴィノスを始めて知って頂くお客様たちにご提供させて頂くことが決定しました。
今回造って頂いた分で、プレミアム・メリタージュの2022年は終了。
是非、この機会にお買い逃がしないよう、歴史に残るワインをお楽しみください。
買付隊長 種本祐子