Vinos Yamazaki’s blog

蔵直(R)ワイン専門店ヴィノスやまざきのスタッフがお送りするダイアリーです。

【蔵直®︎ワイン定期便】4月銘醸赤ワインコース

この度は、蔵直Ⓡワイン定期便にご入会、ご継続いただき誠にありがとうございます!

 

今年から、インフォメーションもWEB化することで、今までよりさらに詳しいストーリーをお客様にお届けできるように努めてまいりますので、一年間よろしくお願いいたします。

 

まずは、初めての方も多くいらっしゃると思いますので、この「銘醸赤ワインコース」についてお話しさせていただきたいと思います。

※ワインの解説は本ページの中盤からになりますので、コース解説が不要な方はそちらからお読みください。

 

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【蔵直Ⓡワイン定期便、銘醸赤ワインコースとは…】

当店の蔵直Ⓡワイン定期便は、30年以上お客様にご愛顧いただいております、頒布会です。

もともと、お客様からの「毎月美味しいワインをお任せで選んでほしい」という言葉でスタートした、ワインコースでした。

ワインを選ぶのが大変だったり、その時に旬なおすすめワインが楽しみたいというお客様からご指示をいただき、今では全国で5000口以上の会員様がいらっしゃいます。

「銘醸赤ワインコース」は、当店の人気蔵元のトップワインや熟成のポテンシャルのある稀少なワインをご用意しました。

 

今年は3月に開催させていただきました、蔵の祭典でも大人気だった蔵元たちのワインを中心に、店頭でも人気だった商品が目白押し!

一部の商品はこのコースでしか入手できないものもございます。

今回もお客様にご満足いただけるであろう商品をラインナップすることができました!

ぜひ一年間、よろしくお願いいたします。

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第一回目となる、今月の銘醸赤ワインコースは、今話題の南米ウルグアイから注目ワインをご紹介します。

ガルソン プティ・クロ タナ ブロック#212  2019

 

ストーリー

 

先日の蔵の祭典でも、大人気だったボデガ・ガルソン

参加いただいたお客様からもウルグアイのワインを初めて飲んだけど洗練された果実味でミネラル感も感じて美味しい!と好評でした。

 

ウルグアイワインの枠を超えて、今や世界のワイン評価誌では、TOP100ワインに受賞し注目され、ソムリエ協会の教本にも、つい最近掲載されるようになったのも、ウルグアイワインが珍しいのでなく、ボデガ・ガルソンのポテンシャルが高いからです。

 

 

初めて買付行ったのが、2018年。

 

最初は「ウルグアイのワインは、本当に受け入れられるのか?」と、誰もが半信半疑でした。

試飲をしてみると、確かに美味しいしクオリティも高い。彼らの十八番のタナ種を使った濃厚でコクのある赤ワインは、牛肉消費量世界一の国にふさわしい、肉料理にぴったりな味わい。

 

しかし、ワインの産地としては日本では全くの無名…さらに、調べてみると、ヨーロッパや南アフリカよりもさらに遠く、ウルグアイから日本に到着するまで、船便で2カ月以上もかかることが分かりました。

 

輸入当初は、店長から「福井さん、ウルグアイワインは知名度ないから難しいです」と言われていましたが、外資系ホテルのソムリエや仕入れ担当の方々から評価が高く、お客様からも徐々にイベントを通じて知名度があがり、

最近では「あのウルグアイのガルソンワイン、美味しかったよ!また買いに来たけどまだありますか?」という声も多数いただくほど。

今では大人気ワインとなり、コンテナ単位で輸入できるようになったのです。

 

オーナーのアレハンドロ・ブルゲローニ氏は、南米を代表する経済人で、ワインをこよなく愛しています。ワインへの情熱から、彼の出身地であるアルゼンチンの他にも、カリフォルニアのナパ・ヴァレー、イタリアのトスカーナなど、世界中の銘醸産地のワイナリーに出資しています。

 

その彼が自ら開拓したのが、ウルグアイのガルソン地区。

この土地こそが、世界の銘醸地を知り尽くした彼が見つけた「ワイン造りに最適な土壌」だと言います。「ウルグアイで本当に世界クラスのワインが出来るのか?」という周囲の声を押し切ってまで、この土地の可能性を信じて始めたガルソン。

 

今や世界トップクラスのワイナリーに成長し、直近のワイン専門誌『Wine&Spirits』において、ウルグアイ初の世界TOP100ワインに選出されるなど、今や世界中のバイヤーが注目しています。

 

今回の、プティクロは毎年ブロックごと区分けされたワインを試飲し、その年の一番ベストのワインをブロック名と共にワインにしているプレミアムワインです。

 

今回は、ブロック#212が採用

 

 

ガルソンを象徴するタナ種を使用し、果実の凝縮感と洗練された旨味を感じる味わいは、ステーキやグリルしたお肉料理と合わせていただくのもおすすめします。

 

 

そして何よりも現在のウルグアイ大統領のラカジェ・ポー氏が来日した際も、ガルソンのワインを通じてウルグアイの魅力を発信してください!とエールをいただき、駐日ウルグアイ大使のフランコリーノ氏も蔵の祭典などイベントに参加いただいております。

 

*ウルグアイ大統領ラカジェ・ポー氏来日時にて

 

ワインを通じて少しでも国と国がつながる懸け橋になっていきたいと思いますので、是非一緒にガルソンの魅力を感じていただければ嬉しいです。

 

商品詳細

【ガルソン プティ・クロ タナ ブロック#212 2019】

味わい:プラムやブラックベリーなどの果実の香りに加えて、オーク樽由来のスパイスの香りも広がります。なめらかなタンニン(渋味)が心地よく、わずかに果実の甘味とミネラル感、そして長い余韻が堪能できます。

蔵元:ボデガ・ガルソン

産地:ウルグアイ・マルドナド

品種:タナ

ペアリング:BBQ・ステーキ・ハンバーグ

 

最後に、次回5月のお引き渡しは、5月15日(水)の開始を予定しております。

入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!

 

南米買付隊 福井